リペアーマガジン

フローリングの色落ち

こんにちは、修復時代の平です。

前回は、木製ドアの破損の修復事例をご紹介しました。

今回は、同じ木製の
フローリング】の色落ち部分の修復事例をご紹介します。

まずは、こちらの写真をご覧ください。

焦げ茶色のフローリングに、ドーナツ状の白い模様が浮き出ていますよね。

実はこの白い部分、模様ではなく、色落ちしているんです・・・!

元はといえば、フローリング上にタイヤを置いていたら
タイヤの黒いシミがフローリングに付いてしまったところから始まります。

スタッドレスタイヤなど、使用していないタイヤを
お部屋で保管している方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

そういったシミ汚れをクリーニング会社さんが落とそうとしたところ
薬品で元の色が抜けてしまい、かえって目立つようになってしまったのです。

色が抜けてしまっているので、
いくら洗おうとも拭こうとも、一向に戻ることはありません。

 

 

このように、フローリングが

「汚れを落とそうとしたら色まで落ちてしまった」

「住居用クリーナーが垂れ落ちていることに気付かず、色が抜けてしまった」

という方、あるいは

「日に焼けて色褪せてしまった」

という方は、ぜひ修復時代にご相談ください!

フローリングを張り替えることなく、
新品同様に修復いたします!!

 

▼先ほどのドーナツ状の色落ちの修復の様子がコチラ。

まず、色落ちが少しでもかかっているパーツ全ての表面を剥離した後、
ペーパー掛けして素地にします。

※「なぜパーツ(板)全体を素地にするのか?」
ということについては、最後にまたご説明します♪


素地にしたパーツに何回も何回も染料を重ね…


周りのフローリングと色を合わせます。


最後にクリアー塗装し、周りとツヤを合わせて施工完了です!

色落ち全てをすっかりキレイに修復しました♪

 

※さて、先ほど提示した

「なぜ色落ちしている部分だけでなくパーツ全体を素地にするのか?」

という疑問についての答えです。

それは、端的に言えば
“新品のような仕上がりにするため”。

修復過程で、フローリングの色を戻すために染料を重ねていましたよね。

「色をつけるなら、色落ちしている白い部分だけ塗ればいいんじゃない?」

と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、色落ち部分にだけ色をつけようとしても
色の抜けていない部分にまでどうしても染料が染み込んでしまいます。

すると、色落ちしていなかった部分は元の色より濃くなってしまうので、
せっかく色落ちの部分を直しても
かえって直した部分が悪目立ちしてしまうのです。

そういったことがないよう、
“あえて色落ちしたパーツ全てを素地にする”という一手間をかけることで
新品のようなキレイな仕上がりにしています!

フローリングの色落ちやキズ・凹みでお困りの方は、
ぜひ修復時代にご相談ください。

全張り替えより安く直すことができるかもしれません!

 

 

こちらのお見積フォーム】より、修復希望箇所のお写真をご送信いただけますと、
オンラインでもお見積が可能です。(お見積無料!)
まずは修復時代までお気軽にお問い合わせください。