鏡面石壁の修復事例(割れ・ヒビ・欠け)
こんにちは、修復時代の平です。
今回は、【鏡面外壁(天然石)】の修復事例をご紹介いたします。
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鏡面の石壁は、
街を歩けば、鏡面外壁のビルを多々見かけます。
そんな鏡面の壁・・・
実は、割れたり欠けたりすると、
そんな大変な鏡面外壁のヒビ割れ補修も、
修復時代の職人ならすっかり元どおりに蘇らせます♪
▲こちらの強い衝撃により大きく欠けた外壁を例に、
鏡面外壁の修復作業の様子をご紹介いたします♪
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まず、割れている部分を剥がします。
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今回は、後ろがFRP素材で接着されていたため、
剥がず時にピースがボロボロになってしまいました。
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そこで、短時間でかつ綺麗に修復するためにも、
元あったピースは使わず、パテで埋めていくことにします。
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さて、パテ打ちの前に、まずは下準備です。
周りの石の表面を薬品で焼き、表面をザラザラにします。
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ザラザラにすることで、パテや塗料の食い付きが良くなります。
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焼き終わったら、中をベニヤ板で補強します。
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穴のところを、ウレタン防水剤で防水処理をします。
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防水処理を施すことで、内側から湿気がのぼってくるのを防ぎます
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内側からの湿気で、塗料やパテが浮かないようにするためです。
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作業時間を短縮するため、ヒーターで熱を当て強制乾燥させます。
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※余談ですが、この日は外気温-5℃の中での作業でした・・・!
寒いと余計に乾きが遅くなるため、ヒーターで少しでも早く乾燥させます!
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防水剤が乾いたら、パテで穴を埋めていきます。
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▲実はこちらのパテ、枯れ草を混ぜ合わせています。
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パテは厚く盛ると割れやすくなってしまいますが、
枯れ草を混ぜることで強度が増し、割れに強くなるのです。
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さて、枯れ草を混ぜたパテで成形したら、
型枠で固定し、乾燥させます。
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乾いたら型枠を外して、パテ表面の削り出した後、
パテ打ち→熱を照射して乾燥・・・の工程を何回か繰り返していきます。
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1回だけパテ打ちをしても、平面を出しきれません。
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そのため、定規を当てながら必要なところにパテを打ち、
平滑に仕上げていきます。
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パテ打ちの回数は、その時の気候などによって変えていきます。
今回は、計7回パテ打ちを繰り返しました。
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さて、丁寧にパテ打ちを繰り返して表面が平滑になったら、
まずは塗料がしっかり食い付くよう、特殊プライマーを吹きます。
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こちらも、熱を照射して強制乾燥させます。
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プライマーが乾いたら、塗装です。
天然石の細かい模様も、スプレーガンであらゆる色を重ねながら出していきます。
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塗装が終わったら、クリアーを3発重ねます。
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クリアーが乾いたら、鏡面仕上げをしていきます。
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ブツ取り・肌調整をして表面を滑らかにした後、ポリッシングでキレイに磨き上げます。
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▼ポリッシング後の写真が、コチラ
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足がくっきり写り込むほど、ピカピカに磨き上げました♪
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鏡面を見事に蘇らせています!
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表面をピカピカに磨き上げたら、最後の仕上げです。
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ジョイントのコーキングをガンで打って、
タイルの繋ぎ目部分も防水処理を施します。
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コーキング剤も、既存のものを少し剥がして仕入れ先に持っていき、
色が合うものを慎重に選んでいます。
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コーキングも無事乾いたら、施工完了です!!
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壁面の細かい模様や色、そして鏡面がしっかり蘇りました♪
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遠くから見ても、この通り。
すっかりキレイになりましたよね♪
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天然石の鏡面外壁は、時間も手間もかかりますし、
修復難易度も高いです。
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が!修復時代の職人なら、
熟練した技術でご覧のとおりキレイに修復いたします!!
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難しい鏡面の天然石タイルの補修も
ぜひ修復時代までご相談ください!!
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※ご相談の際は、修復希望箇所の写真が必要となりますので、
お手元にご用意のうえご連絡いただけますとスムーズです。
複数のアングルからの写真を頂けますと、よりスムーズです♪
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